近頃、結婚式にお呼ばれすることが多くなった27歳の独身です。
先週も後輩の結婚式に行ってきました。時の流れは早いですね。
そこで、今回は結婚式やパーティーに参加するとき、お洒落に見られるちょっとした小技を紹介します。
もちろんスーツスタイルではコーディネートやサイズ感、素材感が重要になってきますが、今回はすぐに実践できるVゾーン(ジャケットの襟より内側部分)をカッコよく魅せるテクニックに限定して紹介させていただきます。
また、ビジネス向きではないものもありますのでお気を付け下さい。
ディンプルとは?
ネクタイのディンプルとは、結び目の下にできるくぼみのことです。普段あまり意識していない方も、普通にネクタイを巻けば勝手にできていることがあるのでは?
このディンプルを作ることによって、ネクタイに立体感が出て、生地の質感もわかりやすくなります。ディンプルがないとどうしてものっぺりした印象でオシャレ感がなくなってしまうので、意識的にディンプルを作るようにしましょう。また、通常のディンプルはビジネスでもOKなのでむしろ積極的に作ってください!
※弔事の時はマナー違反となりますので、クセでディンプルを作らないように注意して下さい。
その1:ダブルディンプル
名前の通り、通常1つのディンプルを2つ作ります。ディンプルが2つできることで、立体感が増し、ネクタイの存在感を主張することができます。特に幅が広めのネクタイにおすすめの巻き方で、ネクタイのインパクトがより一層強まります。結び方はプレーンノット(一般的な結び方)で、両サイドのくぼみ部分をギュッとつまむようにして結んであげるとうまく結べます。
その2:小剣ずらし
ネクタイによっては先ほどのダブルディンプルを作るのが難しい場合もあります。
そんな時は写真のように小剣を横にずらすテクニックがオススメ。
ネクタイの面積が大きくなるので、より存在感が出てお洒落に見えます。筆者もよく使います個人的にダブルジャケットやジレなどのVゾーンが狭いアイテムとの組み合わせがカッコいいと思います。
ダブルノット(二重巻き)で結ぶと、ずらしやすくなるので試してみてください!
その3:小剣出し
結んだネクタイの大剣下から、小剣を長く見せるテクニックです。
いかにも出してます感のある長さはNG。小剣が出るか出ないかの自然さがポイントです。大剣と小剣の差が3cm以内に収まると自然に見えます。
また、だらしなく見えないようポケットチーフなどの小物でこなれ感を出すといいと思います。他のアイテムに遊びがないと、ただのだらしない人と思われますのでご注意を!
その4:タイピンを使う
通常、シャツとネクタイを固定するためのタイピンですが、ネクタイを引き上げた位置で持ち上げるように付けると立体感を演出できます。
ポイントはやや高めの位置に付けること。胸ポケットの位置に合わせるとバランスよくお洒落に見えると思います。Vゾーンからチラっとタイピンが見えるととてもカッコいいです。
番外編
パーティーやカジュアルなシーンではネッカチーフやストールを巻くと一気に華やかな印象になります。また、ダブルジャケットを着用するときには襟の間にネクタイを入れ込むという上級者向けのテクニックもあります。少しコーディネイトが難しくなりますが、もっと周りと差別化したい!という方にオススメです。
終わりに
他にもVゾーンの立体感を出す方法として、タブカラ―シャツやカラ―ピンを使うといった方法がありますが、専用のシャツが必要になるため今回は割愛しました。
また、ラペルの幅とネクタイの幅を合わせるとバランスが取れますので、手持ちのジャケットに合わせてコーディネイトを楽しんでください。特に 今回紹介したテクニックはラペル幅の広いクラシックなジャケットにピッタリです!
どれもやりすぎは禁物ですが、いつものジャケットスタイルに一工夫するだけでお洒落に見えるので是非、試してくださいね!